溶融炉概念図と概要

溶融方式 表面溶融方式
溶融物 アスベスト・焼却灰・飛灰・汚泥・石粉等
温度 1,450℃~1,800℃
サイズ 長さ:3.8m 幅:1.8m 高さ:4.5m
総重量 23トン(溶融炉本体、冷却水含む)
溶融能力 500㎏/時間(保証能力)
燃焼方式 エマルジョン燃焼方式
燃焼用熱源 A重油・廃油・再生油100リットル/時 還元水15%
関連設備 溶融炉本体・特許バーナー・熱交換器・洗煙ブロア・サイクロン・スラグ水砕スクリュウコンベア・還元水発生装置・特殊排ガスフィルター・各種冷却水槽・計測制御オペレータ装置・各種ストッカー・入出力用各種コンベア・天井クレーン・その他

「NK-1000」の8大特長

エマルジョン燃料の燃料バーナーを使用した動力機関や溶融炉、高温処理炉、熱分解炉等では、エマルジョン燃焼の利点を生かすことで得られる多くの特長があります。また、乳化剤が不要であり、オイルと水を混合するエマルジョン燃料装置やその燃料バーナーがコンパクトであることから、小さな設置面積があれば設置でき、設置や運転に係るコストが低く抑制できます。さらに、殆どの固体残渣は溶融することができ、溶融後に得られるガラス状の溶融固化物(スラグ)からの重金属等の有害成分の溶出率は低いため、安全に再利用(リサイクル)できます。

特徴3

有害物質の無害化処理が可能

特徴4

各種環境基準に合致することが可能

特徴7

ランニングコストは従来製品の30%以下

nk-1000

溶融後のスラグはリサイクル可能です

溶融した後に排出されるガラス質顆粒状のスラグは、環境基準の規制数値をクリアしています。したがって二次的な汚染がなく、良質な建材や骨材として再利用出来ます。スラグの大きさは、0.5mm〜2.5mmの顆粒状のものになり、高度は80〜90㎏と非常に固く、無害無臭のものとなります。
水質浄化にも役立ち、建築資材以外の広範な活用を見いだし、多岐にわたる分野での利用が期待出来ます。

nk-1000
エマルジョン燃料装置の詳しくはこちら